セルフネイル派のみなさんは、「マニキュアを早く乾かす方法が知りたい!」とお悩みではありませんか?
今回は、セルフネイルで役立つ、マニキュアを早く乾かす方法を【準備編】、【実践編】の2つに分けてご紹介します。
さらに、今回はネット上で話題のマニキュアを早く乾かす裏技を、実際に肌らぶ編集部員が試してみました。気になる方は【裏技編】を参考にしてみてくださいね!
いまやファッションの一部として定着したネイル。
でも、マニキュアって意外と乾くまでに時間がかかって、大変ですよね。
セルフネイルをしているとデザインなどに加えてもう一つ考えなければならないことがあります。
それが「乾かす時間」です。
ゆっくりと自分の時間を取れればいいのですが、ネイルが乾くまでの時間って先が見えずらいし、待ちきれないですよね。
ネイルの失敗は塗る瞬間だけでなく乾かす瞬間にも…
忙しい時や時間がない時は、どうしても焦ってしまいマニキュアを塗るのに失敗してしまいますよね。
半乾きのままいろいろ手を動かしていると気づいたときにはマニキュアがよれたり、あちこちについたり……。
今回はほんの少しですが、いつもより早くマニキュアを乾かすことができる方法をご紹介します!
そこで今回は、ネイルを早く乾かすコツや、知らないと損する(?)時短テクニックを大紹介です!
マニキュアを早く乾かすためには、マニキュアの下準備と塗り方が大切です。
目次
早く乾かすための塗る前の下準備
ネイルをムラなくキレイに塗ることができれば早く乾くことにも繋がるので、塗る前の下準備として爪のお手入れも欠かせません。
具体的にはバッファで爪の表面をなめらかにする、余分な甘皮を処理する、爪の形を整えるなどがあります。
あとは爪に油分が付いているとネイルがキレイに伸びないので、しっかりと手を洗い、できればネイルリムーバーで軽く爪を拭いておくと良いですね。
ネイルの乾きやすさは塗る時の指先の温度に左右され、外気と体温に差があるほど早く乾きます。
夏は指先を冷やし、冬は指先を温めるといいですよ。
早く乾く、ネイルカラーの選び方
ネイルを早く乾かすためには、ネイルカラーの選び方にもコツがあります。
一般的に透明感のある色(クリアカラー)やラメ入りのカラーは乾きやすく、逆にマットな色は乾くのに時間がかかるそうです。
製品によって違いはあるものの、早く乾かしたい場合は透明感のあるネイルカラーがオススメですよ
マニキュアを早く乾かす方法(準備編)
マニキュアを早く乾かすには、下準備が大切です。
これは、スキンケアをきちんと行っていれば肌がうるおい、メイクがのりやすくなるのと同じイメージです。
セルフネイルも、マニキュアを塗る前にきちんと下準備をしておくことでマニキュアが爪になじみやすくなり、美しくのってくれると言われています。
ここでは、マニキュアを早く乾かすためにおすすめな下準備のポイントを3つご紹介します。
①マニキュアを冷蔵庫で冷やす
ネイルを始める前に、自分が塗りたい色のマニキュアを冷蔵庫で冷やしておきましょう。
その理由は、マニキュアを冷やすことでマニキュア内の温度が一定に保たれ、マニキュアの伸びがよくなるといわれているからです。
伸びがよくなることで塗りやすくなり、マニキュアの過剰な厚塗りを防ぐことができます。その結果、マニキュアが乾きやすくなるとされています。
また、マニキュアの温度が一定に保たれることで、マニキュアそのものの品質の変化を防ぎやすくなります。
冷蔵庫でマニキュアを冷やす時間は、30分前後が良いといわれています。
まずは塗る前の準備です。マニキュアを冷蔵庫や涼しい場所においてみてください。
普段からこうした場所を保存場所にしてもOKですし、塗る直前に入れて冷やしても大丈夫です! 暑い場所や直射日光が当たる場所で保存しないようにしてくださいね。
②マニキュアを塗る指先の温度を調節する
塗った後は、冷水に数分つけたり速乾スプレーを使うと早く乾きます。冷水はこれからの時期は気持ちがよく、お手軽なのでぜひ試してみてくださいね。
マニキュアを早く乾かすためには、指先の温度も重要になってきます。
気候に応じて指先の温度を調節しましょう。
マニキュアは、外気と体温の温度差があるほど早く乾く性質があるといわれています。
そのため、気温が高い夏場はドライヤーで冷風をあてて指先を軽く冷やし、気温が低い冬場は温風をあてて指先を軽く温めることをおすすめします。
そのときの気温によって指先を冷やすか、温めるかを使い分けましょう。
③マニキュアを塗る爪のお手入れをしておく
マニキュアの持ち・見栄えを良くするためには、いきなり塗るのではなく、爪をお手入れしておくことが大切です。
具体的には、
・爪の形を整える
・余分な甘皮を処理する
・爪の表面を磨く
の3点です。
マニキュアを早く乾かす方法(実践編)
爪の下準備ができたら、いよいよマニキュアを塗っていきます。
ここでは、マニキュアを早く乾かすために重要なポイントを4つご紹介します。
①乾きやすいマニキュアの種類を選ぶ
ブランドや色の種類によってマニキュアの乾く時間はかなり変わってきます。
薄い色合いのものや液がサラサラしたもの、ラメ入りのものなどは比較的早く乾きやすいものが多いです。
速乾性のあると時短にもなっておすすめです。
また、塗るときはたっぷり一度で塗ろうとせず、ムラができてもいいので薄く塗り、乾いたら二度塗りをするようにすれば乾きやすく、失敗しにくくなりますよ。
マニキュアを早く乾かすためには、マニキュアの種類選びも重要になってきます。
一般的に、透明感がある色や、ラメが入ったマニキュアは乾きやすいといわれています。逆に乾きにくいとされているのが、マットな色や濃い色のマニキュアです。
もちろん製品によって違いはありますので、ひとつの目安として覚えておいてください。
②速乾性のあるアイテムを使う
マニキュアを少しでも早く乾かしたい場合は、速乾性のあるアイテムを使うのもおすすめです。
たとえば、ネイルの仕上げに使うトップコートを「速乾タイプ」と記載のあるものにすれば、素早く乾かしやすいと言えます。
また、ネイルの仕上げに一滴たらすだけでネイルを素早く乾かす「速乾オイル」や、マニキュアの上からかける「速乾スプレー」などもあります。
このように、マニキュアを素早く乾かすことに着目した「速乾アイテム」を使って、マニキュアが乾くまでの待ち時間を短縮してみましょう。
③ベースコートを塗る
マニキュアを早く乾かすためには、きちんとベースコートを塗りましょう。
一般的なベースコートの役割は、以下のとおりです。
★ベースコートの役割
・マニキュアの発色をよくする
・爪の表面を整えなめらかにする
・自爪への色素沈着を防ぐ
ベースコートを塗らないでネイルを塗るのは、メイクで例えたら化粧下地をつけずにファンデーションを肌にのせているようなものです。
ベースコートを塗ることで、自爪をカバーして色素沈着を防いだり、乾燥・折れなどから爪を保護してくれることが期待できます。
また、ベースコートを塗ると、ネイルの持ちが良くなるといわれています。
面倒がらずに、ベースコートの一手間をしっかりと行いましょう。
④マニキュアは薄く塗る
マニキュアを早く乾かすためには、マニキュアの塗り方もポイントになってきます。
マニキュアは、一度にたっぷり塗るのではなく、薄く重ねて塗っていくことで、早く乾くことが期待できます。
薄く塗り、しっかり乾いたのを確認してから、その上にまた薄く塗る・・・というようにして塗っていきましょう。
使うマニキュアの発色具合にもよりますが、基本的には2~3回に分けて塗ることをおすすめします。
入浴や洗いものなど、指先を濡らしたりこすったりしてしまう作業は終わらせておきましょう。
寝る前など、あとに控えている用事がない時間が理想ですね。
もっといえば、翌朝もゆっくりしていられる休日前の夜がベストでしょう。
他の人もだいたい1時間~2時間かかる人が多い印象です。
単色なら1時間くらい、フレンチやグラデーションなら、2時間くらいの時間を費やします。
ファイル~キューティクルケアに30分、爪表面の消毒~トップコートまでに60分から90分くらいかけていました。
マニキュアを早く乾かす方法(裏技編)
「マニキュアを早く乾かす方法」と検索してみると、いろんな方法が出てきます。
「本当にこれで乾くの?」と、気になってしまいますよね?
そんな疑問を解決すべく、肌らぶ編集部員が実際に、ネットで話題のマニキュアを早く乾かす裏技を試してみました!
①氷水につける
マニキュアを塗った後、2~3分ほど自然乾燥させてから指先を氷水に浸すと早く乾くという裏技です。
【実際に試してみました】
氷水に浸す時間は、2~3分を目安に行ってみました。
爪の表面を触ってみましたが、ヨレたりすることもなく、表面は乾いたように感じました。
ただ、冷えたことで指先が痛くなってしまいました。
「水をつけるから乾きが良くなるのではなく、ネイルの表面温度が水をつけるために低下し、乾きが良くなるというのが本当です。冷風を吹きかけて乾きを早めるのと同じ原理です。もっと早く乾くには、冷たいですが……、氷水に指先をつけると早く乾きますよ!」
なるほど〜。いわれてみれば当たり前のことなのかもしれないけれど、すごく納得! こんど氷水もやってみようかな。夏の間だったら、気持ちよさそうだし。
※ポイント※
この方法を試す場合、氷水はかなり冷たいので、浸けたり出したりを繰り返しながら、無理せずに行ってください。
②ドライヤーで冷風をあてる
それでも、どうしても、少しでも、早く乾かしたい! というときにはどうするか。
カラーポリッシュは温度が低いほど乾きやすいので、指先で冷たいものをさわっているといくらか早く乾くようですよ。
たとえば、冷凍庫に小さな保冷剤を冷やしておくとか、氷の入ったコップや冷たい水のペットボトルを用意するとか。薄手のタオルかハンカチに包んでから、さわっているようにしてくださいね。早く乾かしたいからとドライヤーを使う人がいるそうですけど、ドライヤーの温風を当てるのは逆効果ですよ!
マニキュアを塗った後、爪から2~3cmほど離してドライヤーの冷風を当て、乾燥させると早く乾くというと裏技です。
当てる時間は、マニキュアの塗布量によって異なるようです。
【実際に試してみました】
爪から5㎝ほど離して冷風を当てていきます。
冷風を10分ほどあててから爪表面を触ったら、乾いたように感じました。
ただ、10分間ドライヤーを持ち続けているのは大変でした。途中で腕が痛くなってしまいました。
※ポイント※
早く乾かしたくて強い風をあてたら、マニキュアがヨレてしまったので、この方法を試す場合は、弱風で行うことをおすすめします。
また、温風で試してみたところ、気泡ができてしまいました。気泡ができるとネイルの見栄えが良くないので気をつけましょう。
③オリーブオイルを塗る
マニキュアを塗った後、オリーブオイルを塗り重ねるという裏技です。
また、オリーブオイルを塗ると、ネイルに小さなゴミや跡が付きにくくなるようです。
【実際に試してみました】
マニキュアと同じようにハケや筆で塗ると塗りやすかったです。
個人的には、今回試した3つの裏技の中で一番、やりやすい方法でした。
そして、乾くのが早いと感じました。
※ポイント※
食用のオリーブオイルは少し匂いが独特です。
気になる方は、ドラッグストアなどで売られている「化粧用」のオリーブオイルを試してみても良いでしょう。
マニキュアを早く乾かすための塗り方
ここからは、マニキュアを早く乾かすための塗り方をご紹介していきます。
初心者の方でも分かりやすいように、マニキュアの塗り方の手順からコツまで詳しくお伝えします。
①マニキュアを塗る順番
まずはマニキュアを塗る基本の順番ついて説明していきます。
1.ベースコート→2.マニキュア→3.トップコートの順に塗っていきましょう。
まず、下地としてベースコートを塗ります。ベースコートを塗ることで爪を保護します。
ベースコートが乾いたら、お好みの色のマニキュアを塗りましょう。
最後に、ネイルの持ちをよくし、カラーにツヤ感を出して見栄えを良くするために、トップコートを塗って仕上げて完成です。
②マニキュアの塗り方
ここでは、基本的なマニキュアの塗り方について説明していきます。
ベースコートもトップコートも、塗り方は同じです。
1)ハケについた余分なマニキュアをボトルの口ではらう
厚塗りを防ぐために、ボトルの口でハケについた余分なマニキュアを落とします。
まずは両面とも落としましょう。マニキュアは、ハケについているかついていないかくらいの少量で良いです。
2)爪の先端(エッジ)にマニキュアを塗る
一番とれやすい先端を最初に塗ることで、より長持ちしやすく、見た目もきれいになります。
3)ハケの片面をボトルの口ではらう
次はハケの片面だけをしごいて取り除きます。ポタポタたれるくらい着いているときは、上部分もマニキュアをはらいます。
写真のように下半分がぽてっとした状態になればOKです。
4)一度目を塗る
ここからは、多少はみ出してもかまわないので、いかにスピーディーに塗るかがポイントになります。
①まんなか→②両サイドの順で一気に塗っていきましょう。
マニキュアをつぎ足さず、一度で塗りましょう。
もし、一度で塗りきれなかったという場合は量が少なかったということなので、やりながら自分の爪に適切な量を模索してみてください。
はみ出してしまった分は、除光液染み込ませた綿棒などで取り除きましょう。
5.マニキュアを塗る際に意識してほしいこと
ここでは、セルフネイルを行うにあたって意識してほしい点をお伝えします。
セルフネイル派のみなさん、いま一度確認してみてくださいね。
①時間に余裕をもつ
ネイルをする際は時間に余裕を持つように心がけましょう。
寝る前にマニキュアを塗って完全に乾く前に寝てしまって、「ネイルに布団の跡がついてしまった!」「ヨレてしまった!」なんて経験ありませんか?
じつは、マニキュアが完全に乾くまで、最低でも1時間はかかるといわれています。
また、厚めにマニキュアを塗った場合やマット系のネイルはさらに乾きにくいため、4~5時間はかかるといわれています。
時間がないときは、マット系のネイルは我慢して、クリアカラーやラメなどが入った乾きやすいマニキュアを選ぶことをおすすめします。
②爪先に負荷をかけない
ネイルしている場合は、ネイルを長持ちさせるためにも、爪先に摩擦などの負荷をかけないように気をつけましょう。
負荷をかけることで、マニキュアがはがれやすくなります。
たとえば、パソコンでキーボードを打つときも爪先ではなく指の腹で打ったり、家事などで指先を使う場合はゴム手袋を、ダンボールや袋などを開ける時はハサミを使ったりを心がけましょう。
こういった習慣を取り入れることで、ネイルへの負担そのものを軽くさせることができ、ネイルの持ちがかわっていきますよ。
塗り方にも気をつけて
それでは早く乾かすための塗り方についてです。
塗る時は「厚く一度塗り」だとなかなか乾かないので「薄く重ね塗り」が鉄則!
重ね塗りする際は、塗ったネイルが完全に乾いてからその上に塗るようにしてください。
ネイルが乾かないうちに重ねてしまうと、ハケで下の色がよれてしまうので注意しましょう。
ネイルが早く乾く裏技
最後に、塗った後にできるネイルが早く乾く裏技についてです。
様々な方法がありますが、実際に効果はあるのでしょうか?
■氷水につける
ネイルを塗った後、3分ほど乾燥させてから氷水に指先をつける方法です。
効果はありますが指が冷たくなって特に冬場は辛いので、つけたり出したりを繰り返すと良いですね。
■ドライヤーの風を当てる
ドライヤーの冷風を10分ほど当てる方法です。
乾きは早いですが、強い風を当てるとネイルがよれてしまうので弱風にするかドライヤーを離して当てるようにしましょう。
また、温風だと気泡ができてしまうので冷風を当てるのがオススメです。
■オリーブオイルを塗る
ネイルカラーを塗った後にオリーブオイルを重ね塗りします。
乾きが早くなる上に保湿効果やネイルに小さなゴミ等がつきにくくなるというメリットも!
オリーブオイルを塗って3分ほど経ったら水で洗い流します。
食用のオリーブオイルでもOKですが、匂いが気になる人は化粧用のものを使うと良いですよ。
いかがでしたか?
これらの方法は一つだけを行うのではなく、いくつかを組み合わせてるとより効果的です。
自分に合った方法を見つけて、ストレスフリーなネイルライフを楽しんでくださいね!
まとめ
マニキュアを早く乾かすには、マニキュアの下準備と塗り方がポイントです。
そこに、ちょっとしたひと手間を加えたり、速乾性のあるアイテムを使ったりして、爪のオシャレをもっと楽しんじゃいましょう♡