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アセトンとノンアセトンの違い【本当に爪に悪い?優しい除光液との違い】

Manicure

ノンアセトンの除光液の方が爪に優しい

こう聞いたことや、除光液のボトルに書いている文面を見たことがありませんか?

アセトンに”ノン”が付いているので、アセトンが入っていないという事は分かりますが、どうして、【アセトン】が入っていると爪に悪いのか・・・。

除光液を買うときにどっちにしようか迷ってしまいます・・よね。

でも実際アセトンの有無で何が違うのでしょう。

そして、アセトンが入ってないメリットは何なのでしょう。

今回は、アセトンとノンアセトンの違いを調べてみました

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アセトンとノンアセトン除光液の違い

除光液のボトルをみると”アセトン配合”、”ノンアセトン”(アセトンフリー)とどっちかの記載が必ずあります。

(はっきり書かれていない場合は、裏の成分を見てみてくださいね)

言葉通り、アセトンとノンアセトンの除光液の違いは、アセトンが入っているか or 入っていないかですよね。

じゃー、アセトンが入っていないなら、アセトンって名前を入れなくてもいいのでは・・・?と思ってしまったのは私だけでしょうか・・・ww

アセトンとノンアセトン除光液の比較

まずは、アセトンとノンアセトン除光液の比較をしてみると、違いが分かります。

アセトンと比べた《ノンアセトンの特徴》

  • アセトン入りに比べて、匂いが少ないものが多い
  • アセトン入りより爪に優しい
  • アセトンに比べて濃いカラーのマニキュアやジェルネイルを除去しにくい
  • オフの時間がかかる
  • 頻繁に使うと爪が痛む

ノンアセトンと比べた《アセトンの特徴》

  • 濃いカラーのマニキュアやジェルを除去しやすい
  • 落ちにくいラメ系のマニキュアやジェルを除去しやすい
  • オフの時間が短縮できる
  • アセトンは爪の油分を必要以上に奪う
  • 頻繁に使用していると爪が弱くなる
  • 匂いがキツイものがある

このように、アセトンが入っている方が強力にマニキュアを除去できるが、その分、爪に負担がかかるということが分かります。

マニキュア除光液の主成分

マニキュア除光液の主成分は、アセトン(60~90%含有のものが多い)、酢酸エステル(0~60%含有)です。

その他の溶剤(0~20%含有)、香料・染料を適量含み、残りは水。

アセトンは、マニキュアの除光液としてだけではなく、プラスチック製接着剤、塗料の溶剤など様々な用途に使われています。

薬品の効果を利用して爪の表面についている、マニキュアを落とすための薬剤のことが除光液なんですね。

除光液を染み込ませたコットンだけで簡単にマニキュアを落とせてしまうのは、薬剤の力でマニキュアの塗料の膜を溶かしてくれるからなんです。

「アセトン」とは?

アセトンとは水に溶けない物質を溶かす性質が特徴の「有機化合物」です。

この有機化合物のアセトンを含んだ液体の状態の除光液を「有機溶媒」とか「有機溶剤」と呼びます。

マニキュアは乾くと水につけても油につけても落ちないので、アセトンを使ってマニキュアだけを溶かして除去します。

除光液を使ったときのシンナーのようなにおいも「アセトン」によるものです。

アセトン入りの除光液が爪に与える影響

アセトンは爪の表面にある油分を全て拭い去ってしまいます。

なので、乾燥しやすく爪が白くなる原因にもなります。爪が割れやすくなったり、二枚爪にもなりやすくなります。

アセトン自体の毒性は低いためネイルのオフで使用する程度であれば体への被害はありませんが、油分を奪うものですので爪だけではなく爪周りの皮膚も乾燥しやすくなります。

アセトン入りのリムーバーは、やはり使えば使うほど爪への負担は大きくなります。

アセトンを使用した後は、オイルなどでしっかりと保湿ケアをしましょう。

ノンアセトン除光液はどうやってマニキュアを落としているの?

アセトンがマニキュアを溶かして落としてくれることは分かりました。

が、ノンアセトン除光液ではマニキュアは落とせないの?と疑問に思いますよね。

実は、ポリッシュオフする成分は多々あります。

アセトンは、その多々ある成分の中の一つなんです。

ノンアセトンと書いてあっても、アセトンが入っていなくても、それに変わる成分が入っています。

ノンアセトンの代わりに入っている成分に注意

注意したいのは、ノンアセトン除光液の中に入っている成分の中には、ノンアセトンにするためにアセトンと同じぐらい有害性の高い「酢酸エチル」という成分を入れている商品があることです。

酢酸エチルは有害性が高い上に、アセトンよりクレンジング力が低く、強くこすって落とさなくてはなりません。そのため、さらに爪を傷める危険性もあるんですよ。

他にも、指先を乾燥させる成分が入っている場合もあります。

ノンアセトンと書いているものは裏の成分表をチェックして、酢酸エチルや他の有害性のある物質が入っていないか確認してから購入しましょう。

アセトンの代わりに入っている良い成分

アセトンの代わりに入っているものとしておすすめできるのが、天然由来の植物オイルです。植物オイルが入っていると、ポリッシュを落としたあとの爪や指が乾燥しにくいため、肌の弱い方にぴったりですよ。

天然のオレンジ油などはマニキュアを除去する効果があるので、肌や爪への負担を少なくして、優しくポリッシュを除去することができます。また、保湿のためにアボカドオイルなどが配合されている商品もあります。

アセトンが入っているかいないかの違いは、オフするのによく取れるか取るにの時間が掛かるか、の違いです。

アセトンの有無だけでは、除光液が優しいかどうかは一概に言えません。

はっきりしているのは、除光液で、安いのは使わない方が良いということです。

成分の質と価格は比例することが多いので、あまりに安すぎるものは買わないようにしましょう。

爪に優しいのは本当にノンアセトン?

アセトンが入っていない除光液の方が爪にはやはり優しいのでしょうか?

除光液全般に、爪や指先の潤いを奪ってしまう特徴があります。

これはノンアセトンでも程度の差はありますが、同じです。

アセトンが入っていなくとも、除光液自体も化学薬品のためいずれにしても頻繁に使用すると爪に負担がかかってしまうのです。

ですので、ノンアセトンを使ったことで爪が全く乾燥しない、ということはないのです。

爪を乾燥から守る対策としては、マニキュアを長持ちさせ、除光液を使う頻度を減らすことです。

一方で、ラメなどの落ちにくいマニキュアを落とす際に、ノンアセトンの除光液は落ちにくい場合があります。

このとき、落ちづらいからといって爪の表面をゴシゴシ拭いてしまうと、ノンアセトンでも爪を痛めてしまいます。

なので、マニキュアの種類に合わせてアセトン入りとそうでない除光液を使い分けるのが、結果的に一番爪に優しいってことになります。

おすすめのアセトン入り・ノンアセトン除光液

塗ったマニキュアの種類に合わせてアセトン入りとそうでない除光液を使い分けることが、結果的に爪に優しいと説明しました。

例えば、以下のように使い分けてみることをおすすめします。

普段使いに安全なノンアセトン除光液

ノンアセトン除光液を選ぶ上で重要なポイントは、他の有害成分が入っていないか・保湿成分が入っているか・こすらず落とせるかの3つです。

この商品は、たくさんの種類の植物オイルが配合されていて、爪に優しいオイルリムーバーです。

揮発性の少ないオイル状なので、安全に使うことができます。

もちろんノンアセトンで、優しい成分でできていますが、ラメまでしっかり落とすことができる優れものです。

アセトン入りの一般的なリムーバーに比べると高価に感じますが、それでも納得してリピートする方も多いようで、その使用感の良さがうかがえます。

安い除光液を使うと爪が白くなったりしますが、この除光液はマニキュアを落としたあとでも爪がつやつやと潤うのが魅力です。

ラメがっつりネイルを落とせるコットン

マニキュアの落としやすさで言うと、アセトンが含まれている除光液は効果は大きいです。

すばやくマニキュアを落としたい場合や、ラメなどの落としにくいマニキュアを落とすときは、アセトン入りの除光液を使うとすぐに綺麗になります。

この商品は、ネールエナメルのラメやパールをからめてしっかり落とすネール専用コットンです。

お手持ちのエナメルリムーバーをたっぷり含ませて使います。

フタ付きで、落としたいときに手軽に使うことができるので便利です。

マイルドタイプのアセトン入り 大容量でコスパ良し

アセトンが入っていないと、ポリッシュの除去力は低くなることもあります。除去力の低い除光液を使う場合、どうしても爪を強くこすってポリッシュを落とすことに…。

せっかくノンアセトンで優しい成分を配合していても、落ちにくくこすってしまっては爪が傷んでしまいますよね。商品によってはするんとこすらずに落とせることを謳っているものも多くありますので、ある程度簡単にポリッシュを落とせるかどうかもチェックしましょう。

この商品は、マニキュアの落ち+マイルド+コスパを重視する方におすすめです。

「ピュア マイルド エナメルリムーバー N」はアセトンが入っていますが、その代わりに重ね塗りしたマニキュアや、落ちにくいラメまで素早くスッキリ落としてくれる除光液です。

安価で220mLの大容量なので量を気にせずに使用することができるので、ゴシゴシして早く落としたいって人には、たっぷりの量を含ませることで簡単に除去してくれます。

また、マイルドタイプなので、ふきとった後に爪が白くなりにくくなっていて安心です。

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アセトンは本当に爪に悪い?優しいノンアセトン除光液との違い・まとめ

一般的な除光液のほとんどに含まれている「アセトン」を含まない除光液は、爪に優しいというわけではないということが分かりましたね。

ノンアセトンであればどんなものでも爪に優しい、というわけではなく、その他の成分も含めてチェックすべきところはいろいろとあります。

アセトン入りの除光液を使う場合は、アセトンが指先の潤いを奪ってしまうのでオイルで保湿してから除光液を使うという方法があります。

しかし、いくらオイルで保湿してもやはり除光液は頻繁に使わないようにすることに勝るとは言えません。やっぱり除光液はお肌を乾燥させちゃいますからね。

そのためにはネイルをしっかり乾かし、持たせるという事を意識しつつネイルを楽しむと爪をキレイに保つことができますよ。

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