アドセンス

「爪は呼吸している」はウソ!ネイルが負担になる本当の理由

Mermaid

付け爪やマニキュア、ジェルネイルを爪に塗り覆ってしまうと、爪が呼吸できない状態?になって、伸びにくくなったり、病気になったりすると聞いたことがありませんか?

これは、本当なんでしょうか??

これは、【ネイルをすると爪に良くない】という考えに繋がってしまいます。

マニキュアを塗ると、爪が窒息して傷んでしまうのでしょうか!?

こんな疑問がある方は、是非読んでみて下さいね。

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「爪が呼吸している」は嘘

よく、ネイルをしたいけれど「爪が呼吸できなくなる気がするのでネイルはしていません」という人がいますよね。

結論から言うと、爪は皮膚の一部ですので、皮膚が呼吸していないのと同じで、爪も皮膚呼吸しているということはウソなのです。

実際には、爪はもともと皮膚の一部だったもので、肌と同じようにケラチンとタンパク質が主成分です。それらの成分が変化し角質化され、硬くなって指先を保護しています。

なので、爪は生えてきた段階で角質化した“死んでしまった細胞”です。なので、切ってもこすっても痛くは無いんですね。

爪はその根元部分にある「爪母」というところで作られているのですが、そこから成長して目に見える形になった爪は、神経も血管も通っていません。もちろん汗腺や皮脂腺も存在しませんので、呼吸などできるわけがないのです。

このように『爪が呼吸している”は真っ赤な嘘』なんです。ちなみに、爪が弱いからカルシウムをとって丈夫にするといったことも間違いです。

爪と髪の毛の共通点

爪は髪の毛と同じ死んだ細胞なので爪自体呼吸はしていません。髪の毛と一緒……双方は「ケラチン」という成分でできているという共通点もあります。

また、外気が乾燥しやすい時期に保湿を怠ると静電気が起こりやすくなり、その結果、切れ毛や枝毛ができやすくなりますよね?

また、化学薬品が含まれたシャンプーなどにより、キシキシときしむこともあるでしょう。パーマ液やヘアカラーなどに含まれる化学薬品により、枝毛や切れ毛ができることもあります。

これって、爪でも同様だと思いませんか?

外部から与えられる乾燥と、除光液に含まれている化学薬品による影響を受けて爪が薄くなったりします。

つまり、爪が傷んでしまうのは呼吸ができなくなるということが理由なのではなく、そのような外部の刺激によるものであるということがわかります。

魔女

都市伝説になってしまう原因

なぜ、私のように爪が呼吸出来ないという都市伝説のような迷信を信じている方が多いのか不思議になりませんか?

恐らく、小さな頃に親から教えられた事、例えば「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」とか、「ご飯を食べてすぐに横になると牛になる」とか(笑)小さな子供の時に勝手にマニキュアを塗ってそういった感じで怒られたのかもしれませんね。

他にも、一人歩きする都市伝説には、いくつか理由があるんですよ。

例えば、実際にジェルネイルやマニキュアをすると、息苦しく感じることがありますよね?

また、ネイルを取った瞬間に解放感のようなものを感じます。人によってはネイルをすることで爪が引っ張られる感じがしたり、指先の感覚が変わってしまうことに違和感を感じる方もいます。

ネイルで爪の呼吸が止まると感じる理由とは、一体なんなのでしょうか?

Question

呼吸を塞いでるという先入観

平気な人もいるようですが、マニキュアを塗ると、私のように爪が呼吸できていないような息苦しさを覚える人がいます。

これはどうしてなのでしょうか?

苦しいと感じるのは、呼吸を塞いでる(肌の毛穴を塞ぐメイクのような感覚)という先入観も原因の一つなんだそうです。

私も始めのうちは重いような気がしますが、気のせいなんですね。

マニキュアを塗るとツッパリ感や圧迫感があって、それが苦しいと感じるのかもしれません。

被膜成分の作用が原因

しかし、そのツッパリ感は、気のせいでもないようですよ。

マニキュアの主成分は被膜成分と色素、溶剤です。このうち被膜成分は乾燥する過程でわずかに収縮します。この収縮力でつめの表面が引っ張られ、つっぱった感じを受けます。

爪の水分量

実は、爪の表面からは水分がたくさん蒸発しています。マニキュアの塗布により水分蒸発が半分以下になり、爪の水分量が増えることで圧迫感を生んでいる可能性も考えられます。

爪が水分を逃がそうとする運動の事をネイルの業界では「蒸散運動」と言います。

通常は「蒸散作用」といい、植物の葉が水分を発散させる事を蒸散作用です。

爪は私たちの知らない間にそんな仕事もしていてくれたんですね。

いずれにせよ、違和感には個人差があり、慣れによって感じなくなることもあるので、あまり心配はないと思います。

最近のジェルネイルは素晴らしく優秀で、1ヶ月近く取れずに爪に付いたままでいてくれます。その反面通常のマニキュアと比べ爪についている層が厚いので息苦しく感じるのかもしれません。

この結果「爪にネイルをすると、呼吸できなくなる」と感じる理由なのではないかと思います。

マニキュア

ネイルしてた方が良い!が正しい

では実際のところ、ネイルはしたほうがいいのでしょうか?それともネイルはしないいほうがいいのでしょうか?

マニキュアやジェルネイルのメリットは、なんといっても、爪を華やかに彩り、ファッションとして楽しむことができるという点がいちばんのメリットです。

ですが、それだけではありません。

マニキュアやジェルネイルで爪に厚みを作ることにより、割れ爪などのトラブルから回避することもできます。

プロ野球選手の中には、透明のマニキュアをわざわざ塗って、爪を保護している方も存在しているという話を耳にしたことがあります。

ネイルを塗っている爪のほうが、ダメージを軽減できるなんてなんだか信じられませんね

●圧迫感が苦手な方はカルジェルを試してみて!●

いつもジェルネイルをしている状態で、オフするとなんだか爪がスッキリしますよね。

最近は爪の蒸散運動を妨げないジェルネイルの素材も揃ってきています。有名なのはカルジェルです。気になる方は、ネイルサロンのメニューにもカルジェルはあるので、試してみて下さいね。

カルジェルは少し高いのですが、セルフネイルでもオススメです。

カルジェルを見てみる

ジェルネイルは、蒸散運動に蓋をして水分を逃がさないタイプのものと、吐き出す蒸気を通過させて爪の自然な運動を守るタイプとがあります。カルジェルは、通気性があり水分の蒸散運動を妨げません。定着後も違和感がなく自然な仕上がりで、柔軟性を失わないのでフィット感があり折れにくく端が欠けることもありません。

しかし、水分を溜め込むタイプのものは爪を乾燥から守ってくれますし、水分を通過させるタイプのものは爪の自然な運動を妨げません。

このように、どちらも爪の為を考えている構造で、どっちのタイプのジェルネイルも、他にもたくさんの注意事項があるので一概に「こっちがいい」というのはありません。

●マニキュアなら水溶性がおすすめ●

一昔前は水溶性ネイルというとぬるま湯で溶けたりはがれたりするネイルが主流でしたが、今では有機溶剤を使用せず、一般的なマニキュアのような塗り心地と使用感、持ちを実現したネイルがたくさんあるんです。

特におすすめなのが、成分の約20%が水で出来ている胡粉ネイル速乾性や通気性があるので、爪にペタッと貼り付いたような息苦しさがなく、手を振っているうちに1~2分程度で乾きます。まるでネイルを塗ってないような軽い塗り心地です。

絵具で培った伝統の技術を応用した『胡粉ネイル』は、その使い心地から発売より多くの女性たちの支持を受け、多数のテレビ・雑誌でも紹介されているんですよ。

また、爪を傷めやすいアセトン系の除光液を使わず、アルコールでオフできるので爪にとっても優しいんです。

除光液を使う頻度や、色素沈着を防ぐべースコート塗ったり、正しい知識と手順を踏めばネイルポリッシュは自爪の補強になります。

爪が呼吸をしていないということはわかりましたが、頻繁にマニキュアをしていると、自爪が傷んでくることがありますよね。爪の窒息が原因でないとすれば、マニキュアをすることで爪が傷む原因は一体何なのでしょうか!?

実は爪を傷める最大の原因、それはマニキュアではなく除光液にあります。マニキュアを落とす際に除光液を染み込ませたコットンでゴシゴシこすったり、必要以上に長い間爪を除光液に浸したりすることによって、爪が傷んでしまうのです。除光液は、一週間に一回ぐらいの使用に控え、優しくオフしましょう。

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ネイルできない時でも、ベースコートは塗ろう

可能な限り、ベースコートなどの何らかのお手入れはしたほうが良いと思います。

化粧水+保湿クリームを毎日お肌に塗るのは、乾燥などの外敵から防ぐことができるからですよね。

これと同じで、爪もそのままよりもバリアを作ってあげたほうが保護効果は高まります

ネイルのバリアと言えばベースコートです。マニキュアを塗っていなくてもベースコートを塗るだけで爪を外敵から保護してくれます。

もちろん、マニキュアを塗る前にもベースコートは絶対です。ネイルカラーの発色が良くなったり、持続性が良くなったりするので必ずベースコートを塗りましょう。

ベースコートを塗らずに直接マニキュアを塗ると、自爪に色素沈着を引き起こし、大切な爪が黄色っぽくなってしまったり、爪に負担がかかる恐れもあります。

爪の乾燥が大敵

極度に乾燥した爪は、爪の健康を脅かします。

素の爪のまま何もしていないと、たとえば洗剤などの薬品に触れたり、頻繁に水を使ったりする中で、乾燥状態に陥りやすいです。

また、頻繁に付けはずしをすると、その際用いられる除光液の成分が爪や皮膚を乾燥させてしまうので、注意が必要です。溶液が爪の上で揮発し、爪の水分を奪い乾燥させます。

キューティクルオイルでマメに保湿をしていれば問題ないですが、結果、乾燥により二枚爪になったり、割れやすい爪になるわけです。

ベースコートやネイル用のオイルを塗っておくだけで爪自体の保護になったりするからです。お顔にクリームを塗るように、爪にもクリームやベースコートを塗っておくと、爪をキレイに保つことができますよ。

オススメのベースコート

ベースコートによっては、爪に栄養を与えて保湿効果を高めるタイプもありますので、そういったものを選んで使うのが効果的です

OPI ネイルエンビーは、爪をさまざまな外的環境から保護する、爪の強化剤とも言われています。ビタミンEや加水たんぱく質が配合され、潤いを与えながら、層を重ね割れにくく健康で強い耐久性のある爪にしてくれる優れものです。

価格は、2000円以下です。6種類ありますので、気を付けて下さいね。

爪

まとめ

いかがでしょうか?

私たちの爪を、実は守ってくれていたマニキュア。

爪が傷む理由が、マニキュアやジェルネイルのせいではないということをご理解頂けたのではないかと思います。

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