デザインも幅が広く、自分のその時に合ったイメージを自分発信で表現する事が出来るのがセルフジェルネイルの魅力ですが、そんな中でも最近はたくさんのキットが市販されているので、何を選ぶのかは悩みどころです。
ネイルキットを比較するときにひとつの基準になるのが、ジェルを硬化させるライトの存在です。
ここ数年で爆発的な大人気アイテムになっているのが、LEDライトのセルフネイルキットです。
ポリッシュ感覚で普通に自爪に塗ってライトで硬化させるだけで、おしゃれなデザインネイルも簡単に作れて、ツヤも発色も良く、しかも長持ちという嬉しい特徴が人気の理由です。
ですが、そんなセルフネイルキットにも購入の前に知っておくべき注意点があります。
いちばん初めに知っておくべきポイントはネイルを硬化させるライトの種類とジェルの適合です。
セルフジェルネイルが手軽に出来るジェルネイルキットの登場で、セルフジェルネイルは人気急上昇のアイテムになりました。
UVライトよりLEDライトがオススメな理由
もともとネイルキットの硬化ライトはUVライトが主流だったんですが、現在ではLEDライトが主流となっています。
その理由は、LEDライトの方が省エネでライト自体の寿命が長いというメリットもあるのですが、光の波長が人間の手肌に優しいという理由がいちばん大きな理由です。
ただし、硬化ライトがUVライトなのとLEDライトなのでは、光の波長が違うのでジェル自体も、それに合わせて改良されました。
光の波長が違う事によってジェルの硬化不良が起こる事が可能性があったからです。
それまでの主流だったUVの硬化ライトの波長は300~360nm(ナノメートル)だったのに対してLED硬化ライトの波長は405nmに統一されるようになってきています。
その理由は波長が短い(UV-B)と言われる紫外線だと、肌が日焼けしやすいからです。
LEDライトの選び方
ジェルをしっかり硬化させられるかどうかという性能、使い勝手、収納などいくつかの点が思い浮かびますが、どのように比較するのが良いのでしょうか。
ネイルキットを買ってはみたもののやっぱりあっちの方が良かったのかな・・・なんて後悔する事がないようにじっくり比較してみましょう。
ジェルネイルキットのLEDライト比較ポイント
LEDライトの比較ポイントは次のようにまとめる事が出来ます。
- ジェルはちゃんと硬化するのか
- ワット数は充分なのか
- 使い勝手と収納性
大きく分けてこの4つの比較ポイントに分ける事が出来るかと思います。
それでは、この4つのポイントで徹底的な考察で『LEDライトの比較ポイント』を一緒に見て行きましょう!
1.しっかりジェルが硬化するのか
特に『ちゃんとジェルが硬化するのか』という点については、次の2つの角度から見る必要があります。
- 他メーカーのジェルでも硬化させられるのか
- ラメ・グリッターを混ぜても硬化するのか
LEDライトのワット数は大きければ大きいほど良い?
という方もおられると思いますが違います。という方もおられると思いますが違います。
ジェルネイルのLEDライトではワット数は重要ではありません。
LEDライトも中でLEDチップが発光して光を出しています。
数年前にジェルネイルキットでLEDライトを使い始めた頃は、LEDチップを中国から輸入していたものが多かったんです。
ですので、ランプの中で『チップ切れ』を起こしているような『品質の悪いLEDライト』が実際にありました。
つまりLEDライトの品質が悪かったために初期のLEDジェルネイルキットは、ワット数が大きくなければ硬化しないという話になっていたそうです。
それは、『手肌に優しいのかどうか』なんです。
もちろんジェルが硬化するのかしないのかという事も大切なのですが、
キレイなジェルネイルを映えるようにするには手が日焼けしなかったり、長く安心して使い続けられる事の方がよっぽど大切です。
手肌の日焼けや乾燥は、肌質の個人差があるので、もちろん絶対ではありません。ですが、可能性がある以上は安易に高いワット数のLEDジェルネイルキットを求める方については、『ちょっと待って下さい』と言わざるを得ません。
特にUV32Wなんていうライトのジェルネイルキットは、白熱電球の側に手をかざしているのと同じですから、管理人の個人的な意見ですが避けた方が無難だと思います。
ちゃんと安心して使い続けられる適度なワット数を持ったジェルネイルキットを選ぶのが大切なんですね。
他メーカーのジェルが硬化させられるか
自分が購入したネイルキット以外のメーカーで、使ってみたいカラージェルが見つかる場合もあります。
そういった場合は、そのジェルを購入する前に、そのジェルがLEDライトの光の波長に適合している『LED対応ジェル』かどうかを確認してから購入すると良いでしょう。
というのも、他メーカーのジェルは、以前にジェルネイルで主流だった『UVライト』の波長に適合している可能性が高いからです。
中には『UV・LED両ライト対応』というジェルもありますが、そういったものでも塗る厚みによっては硬化不良を起こす場合もあります。
なので、他メーカーのジェルが欲しい場合は、LED対応ジェルかどうかを確認して、実際に使う時は最初は薄目に塗るという2つの注意点が必要になります。
薄塗りで問題なく硬化出来れば、何回か繰り返して行くうちに少しずつ厚みを増やして行っても良いですし、重ね塗りでツヤを深くする事も出来ますよ♪
ちなみに最近、いろいろなメーカーからワンステップジェルが発売されていますが、このサイトでご紹介しているワンステップジェルについては、
LEDライトを使う事が前提で作られているので、硬化については心配いりません。
ラメやグリッターを混ぜたジェルでも硬化するのか
ラメやグリッターを混ぜたジェルでも硬化出来るのかという点なのですが、
基本的にジェルネイルキットの中にラメやグリッターのパウダーが含まれているキットは、混ぜる割合さえ間違わなければ硬化させられます。
ラメやグリッターのパウダーを混ぜる割合は、『ジェル4:ラメパウダー1』程度の割合で充分にラメのキラキラ感が出せますよ。
しかしながら、ラメやグリッターのパウダーを混ぜる場合には、LEDライトのワット数のパワーが大切になってきます。
ワット数は、通常のジェルネイルキットを購入で付いてくる、そのメーカーのジェルを、そのまま使う場合は心配ないんですけど、
ラメやグリッターのパウダーを混ぜた場合は、硬化に問題が出る場合もないとは言い切れません。
というのも、ジェルネイルは光を当てた際に、光が透過して乗せたジェルが空気に触れている表面ではなく、爪に触れている底の方から硬化していく仕組みだからです。
ワット数が充分じゃないと、混ぜたラメパウダーなどの乱反射に影響されて、光が底の方まで充分に届かない可能性が出て来るからです。
ちなみに管理人のわたしの場合は、LEDライトはソルースジェルの据え置き型ライトを使うようにしています。
ソルースジェルのLEDライトはワット数も、キットの中にラメやグリッターのパウダーが付属で付いて来ていて、そういったオリジナルのジェルを硬化させる事を前提に作られているためです。
そして、比較ポイントの結論としては、自分が普段から楽しむのはどんなネイルなのかというテーマを持っておくと選びやすくなるんですよ。
例えば、ラメやグリッター、ストーンやスワロフスキーなどいろいろ使ったネイルをやりたい!という方はソルースジェルかグルービーネイルを選ぶと良いと思います。
そして、よりシンプルな使い勝手で、ラメやグリッター、ストーンなどは使わずにジェルネイルを楽しみたいという方は、低価格で国産ジェルの『ジェリーネイル』や『ジェリーネイル・ワンステップジェルネイルキット』。
同じくシンプルで、もっとスタイリッシュに高品質を求めておられる大人の女性ならば、ジェルの筆の毛先にまでこだわったハイクオリティさが特徴の『グランジェ・ジェルポリッシュセット』を選ぶといったような選択肢が考えられます。
ワット数は充分なのか
ジェルネイルキットを比較して選ぶときにワット数も大切なポイントになる理由は、
これまでもご紹介してきた他メーカーやラメジェルでも硬化させられるのかという点もありますが、
もっと大切なのが手肌に優しいのかという点です。
そもそも手肌を日焼けさせてしまう可能性が完全に否定できない『いたずらにワット数が高いLEDジェルネイルキット』では、ジェルネイルをキレイに仕上げたところで・・という疑問を感じますよね。
そしてもうひとつの点として、ネイルを繰り返していくうちに爪が少しずつ薄くなって行くと、ライトにあてた時に熱く感じてしまう方もいらっしゃいます。
なので、やはり『適度にして充分なワット数のLEDライトのジェルネイルキット』を選ぶのが大切なんですね。
ちなみに各ネイルキットのLEDライトのワット数は次の通りです。
ソルースジェル『最少据え置き型6W』
グルービーネイル『大型据え置き型12W』
グランジェ『ペン型ライト0.15W』
ジェリーネイル『ペン型ライト0.15W』
プロのネイリストさんを目指すような方の場合はグルービーがおすすめですが、ワット数が高いのでパワフルな反面、先ほどのような爪や手肌への優しさという点ではちょっと劣るというのが管理人の正直な感想です。
一方でペン型LEDライトの光では、ゆくゆく慣れてきていろいろなデザインのネイルに挑戦しようと思った時の応用範囲に若干の不安が残ります。
最終的な理想としては、据え置き型とペン型LEDライトの両方を持っているのがいちばん良いというのが管理人のわたしの個人的な結論です。
普段、自分の部屋でネイルをする時は、据え置き型でネイルをしてます。
また、年末で実家に帰った時や友達と旅行に出かけた時など、出掛けた先ではネイルキット全部を箱ごと持って行くなんて出来ませんから、
ペン型LEDライトと自分が気に入っているカラージェルとクリアジェルの組み合わせでバッグの中に放り込んでおくだけです。笑
そのどちらも選ぶことが出来るネイルキットはわたしが知っている国産ネイルキットではソルースジェルだけです。
ソルースジェルなら最少据え置き型LEDライトとペン型LEDライトが両方装備!
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使い勝手と収納性
使い勝手と収納性については、すでに2つの要素がありますが、収納性では『出来る限りコンパクト』というシンプルな要求だと思います。
使い勝手については、例えばタイマー機能が付いていて自動で消灯するとか、ペン型LEDライトは照射している間は片手が埋まってしまうので、『一本ずつジェルを塗って硬化』を繰り返すようにしないといけないとか、そういった部分に注目する必要があると思います。
ただ何となく、『コンパクトでスタイリッシュで見た目がカッコいいから』という基準で選んでしまうと、後で別のLEDライトを買わないといけなくなって、しかもそのライトが今自分が使っているネイルキットのジェルが硬化させられるのかな・・・など変な心配をしながら選びなおさないといけなくなってしまいます。
それで、『アタリ』を引ければ良いですけど『ハズレ』引いた日には目も当てられません。
なので、使い勝手と収納性も、ジェルネイルキットをLEDライトで比較して選ぶ際には大切な要素になるんですね。
据え置き型とペン型の長所と欠点
LEDライトでネイルキットを比較する時にもうひとつ忘れてはいけないのが、ペン型LEDライトと据え置き型LEDライトの長所と短所です。
全体的な話で言うと、ペン型LEDライトの長所は持ち運びの便利さが長所で、短所はグリッターなどを混ぜたジェルの場合にちゃんと硬化させられるかどうかという不安があります。
ただし、旅行中などの出先で服の着替え中に袖口にストーンが引っ掛かって取れてしまったりした時のちょっとした補修には便利という点もあります。
据え置き型LEDライトの長所は、全部の指をまとめて硬化させられる事で、ジェルネイルをやる時の手数を省略できる長所、もうひとつワット数を決めるLEDチップの数がペン型ライトよりも多いのでパワフル。
なので、グリッターなどの混ぜ物があった場合でもしっかり硬化させられる点です。
逆に短所はコンセントが必要なので、電源が確保出来ないと使えないという点、それと持ち運びです。
管理人としては、ネイルキット全体で言うとソルースをお勧めします。
それは、据え置き型LEDライトで最小最軽量のライトである事と、現在ではペン型LEDライトも選ぶ事が出来る選択肢の広さです。
ここで、ご紹介した通り据え置き型ライトとペン型ライトでは、それぞれに長所と短所があるので、普段、自宅でネイルをやる時は据え置き型ライト、旅行などの出先に持って行くにはペン型ライトという選択が出来るからです。
LEDライトの収納性
収納性は、コンパクトなものであればあるほど良いのは間違いありませんね。
この点に関しては、比較すると言うよりも、自分の部屋のドレッサーの上や隣などいつでも使える場所にしまう時を考えれば、
ソルースジェルのような収納BOXが付いているとちゃんと片付いている感じになりますし、その点ではジェリーネイルやグランジェでも魅力的です♪
どんなにキレイなネイルをしていても誰か友達をお部屋に招いた時に散らかっていたらガッカリされてしまいますもんね・・・
ある意味、ネイルそのものよりも大切なポイントかも知れません。
この収納性という点に関してはネイルキット全体で考えた時にイメージしやすい基準としては、ドレッサー付近の事を考えると良いと思います。
ソルースジェルやジェリーネイル、グランジェなどは箱のデザインもかわいいので、ドレッサーに乗せておいても違和感がなく、大きさも手頃なので収納性を考えるなら、次の3つの選択肢になると思います。
ソルースジェルネイルキット
ジェリーネイル・ジェルネイルキット
ジェリーネイル・ワンステップジェルキット
グランジェ・ジェルポリッシュセット
ちなみにこちらの4つのジェルネイルキットの中で、管理人のお気に入りのソルースジェルは収納BOXの大きさが、縦21cm×横21cm×高さ13cmとなっています。
このコンパクトさでも、クリアやカラージェルは全部で10本(現状)+ブラシやLEDライト、付属品などすべてがちゃんと収まる大きさになっています。
自分の部屋のドレッサー周りのスペースにインテリアとしても映えるようなジェルネイルキットの収納BOXは、それだけもテンションが上がりますよ♪
そして、収納性の結論としては、最も優れているのは、今のところジェリーネイルのワンステップジェルネイルキットが、もっともコンパクトでドレッサー周りのスペースを確保したいという方には良いと思います。
これは、好みの問題と言ってしまえば、それまでかも知れませんが、わたしの個人的な感想としては、先ほどご紹介したソルースジェルネイルキットがデザイン的に好きですね。