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セルフネイルする前に読んで欲しい、自爪の健康バロメーター

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爪は第二の皮膚と呼ばれています。顔色や肌の調子が悪いのと同じように、爪の色や形などでその人の健康状態がわかるのです。

命の関わる病気ではなくても、皮膚や爪の病気か放っておいても大丈夫な場合の見分けにもなります。

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爪と栄養の関わり

爪は第二の皮膚と呼ばれています。顔色や肌の調子が悪いのと同じように、爪の色や形などでその人の健康状態がわかるのです。

そもそも、爪は皮膚を守るために、皮膚の一部が硬くなってできたもの。ケラチンというタンパク質が変化したものでつくられています。つまり、丈夫な皮膚を作るのに欠かせない栄養素は、美しい爪を作るためにも欠かせない栄養素でもあるわけです。

とくに爪は、体の一番端にあるので、栄養が十分に行き渡らないことがあります。偏った食生活などで、体に調子の悪いところが出てくると、それが爪にも顕著に現れてきます。

爪っているの?役割と必要性

まつげはゴミが目に入らないように、爪も何か役割ってあるのでしょうか?

ワタシたちの指先についている爪。

爪が果たす役割とその必要性って、知っているようで実は知らないというひとが多いです。

動物の場合、獲物を捕まえるためや早く走るためなどそれぞれの用途に合わせて特化しています。

ワタシたちの爪の形は平らでヒトの爪の役割は大きく2つ。

指先の保護と細かい作業が可能になる事です。

指先の保護

指先で触った感覚を感じたり物を掴んだりするために、指の先には末梢神経や毛細血管が集中しています。

これらを保護するためにも必要なものです。
また、指の先端には骨がありません。(爪の途中辺りまでしかない)爪があるお陰で、指の先に力を入れることができるのです。

特に、足の爪は保護のためにあるといってもいいでしょう。
足は手よりもケガの危険も多く、歩いたり走ったりするために指先に力を入れる必要があります。

身体を安定して支えているのは爪があるからなんです!!

細かい作業が可能

物を掴んだりすることは動物でもできること。
生きていくために最低限必要な役割です。

ワタシたちヒトは、高度で細かい作業をすることができたので様々な文明が発達してきました。
物を作るためには細かい作業は必要不可欠。

爪があることで物を掴んだりする力の調整ができ、様々な細かい作業をすることが出来るのです。

爪の厚みと長さも重要です。
爪が薄かったり極端に短かったりすると支える力も、指先に入る力も弱くなってしまいます。

小さいものもつかめなくなったりと細かい作業をする際にも支障がでることもあリます。

ケガをした場合でも、厚みがあったほうが保護効果は高いと言えます。

爪が伸びるスピードは健康な成人で1日に0.1mm程度。

加齢に伴って伸びるスピードも緩やかになっていきます。
伸びるスピードが遅くはなるが年齢を重ねるごとに爪に厚みを増すのも特長です。

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爪は健康のバロメーターと言われるけれど・・

爪は健康のバロメーターともいわれるように爪を見れば健康状態が分かると言われていますが、本当なのでしょうか。

爪の色や変形・爪の模様などの状態で、隠れた病気が見つかる可能性もあるのです。

爪の色による健康具合

●ピンク色●

健康な爪の色はピンク色。毛細血管が透けて見えるため全体的に薄いピンク色をしています。

●白っぽい爪●

爪が白っぽく見える場合1番可能性が高いのは爪白癬です。いわゆる爪の水虫。
爪白癬は白癬菌というカビ(真菌)の一種で爪に感染・寄生する爪水虫です。

一度発症すると治りにくく、爪は痛みや痒みなどの自覚症状はありませんが、爪が白や褐色に濁ったり、爪が分厚くなります。

爪の内側が白っぽかったりする場合は、貧血・肝硬変(肝臓病)・糖尿病・腎障害(腎臓病)などの病気の可能性もあります

●爪が紫っぽい●

貧血(鉄欠乏性貧血)や冷え性で血行が悪いと紫っぽくなることもあります。

温めたりマッサージをしても紫っぽいままだったら、他の病気の可能性もあるため病院を受診することをオススメします。

●爪が赤っぽい●

爪が真っ赤の場合、多血症・赤血球異常・心疾患などの病気の可能性もあります。

●爪が黒っぽい●

悪性黒色腫や感染症を起こしていることも考えられます。

爪の中にホクロがあったり、ぶつけたり、挟んだりしてできた内出血で黒っぽくなっているのは心配はないです。

●爪が黄色っぽい●

胆汁分泌障害の可能性があります。
爪が黄色っぽくなるのは、爪の下の指先がむくんで血液循環が悪くなったためです。

爪の変形・見た目の変化

爪の表面が凸凹していたり、縦筋が入る・爪の形が変形したりすることも健康な爪の状態とはいえません・・・

●横状スジ●

爪に横状のスジが入る場合、亜鉛などの栄養不良やストレスが溜まっている場合にもみられます。
大きな病気の後や外部の物理的な刺激や炎症などでもおこることもあります。

●縦筋●

縦スジは加齢とともに増えていく老化現象の1種。

ダイエットや栄養不足・睡眠不足・過労が原因で一時的にでることもあります。
はっきりした縦スジのところで割れてしまう場合は、血流障害も考えられるので注意が必要です。

●指先がバチ状●

指先が大きく膨らんで、たいこのばちみたいになるのでばち指とも言われます。

肺がん・心臓疾患の疑いがあり、特に自覚症状のない初期の肺がんの早期発見にもつながります。

●爪の反り返り●

爪の真ん中が凹んだ状態で爪の先が反ってしまっていると貧血・甲状腺異常などの病気の可能性があります。

爪の状態をみることで、病気の早期発見につながることにもなります。

毎日観察することを日課にするといいですね。

また、爪は過去の健康状態の履歴も残しています。
変形や斑点などはつめが伸びきって切るまで残ります。爪全体が生え変わるまで約6ヶ月。

ケガで爪が剥がれてしまった経験がある人はわかると思いますが、大体半年程度で元の状態に戻っていると思います。
横スジや凸凹がどの辺りにあるのかで、過去数ヶ月の健康状態を振り返ることが出来るのです。

爪自体のトラブル(異常や病気)

ココでは、爪自体のトラブル(異常や病気)についてみていきましょう。

●二枚爪●

爪の先端が薄くなり表面が剥がれてしまう状態。爪のトラブルで最も多いのが二枚爪です。

爪は、背爪(はいそう)・中爪(ちゅうそう)・腹爪(ふくそう)の3層から成っています。
1番表面にある背爪と1番内側にある腹爪は非常に薄い繊維が重なってできているので、剥がれやすいのです。

低色素性貧血や血行不良のヒトに多くみられ、爪の油分や水分が少ないことが原因で起こります。

また、爪を切るときにも注意が必要。爪を切るときはお風呂あがりなど爪が柔らかい状態の時にしましょう。
爪のストレスポイントまで切ってしまうと二枚爪になりやすく、爪切りよりもファイリング(やすりなど)で一定方向に整えるのが二枚爪になりにくいです。

二枚爪の対処方法は、とにかく水分と栄養を与えて爪の水分量・油分をキープする事です。

ネイルリムーバーの使用頻度を減らしたり、ハンドクリームやネイルオイル(キューティクルオイル)で保湿しましょう。
爪の周りを重点的に塗ってあげるとより効果的です☆

●巻き爪●

足の親指に多い症状で爪の両端が巻き付いて伸びていって内側に入り込みます。

深爪やサイズの合わない靴などが原因で起こるようです。
悪化すると、雑菌が入り込み炎症をおこして最悪の場合手術にもなってしまいます。

対処方法として、きつい靴やつま先は細い靴を避けること。
そして、爪の形を四角く整えて爪が伸びても巻き込みにくい形にしておくといいでしょう。

●陥入爪●

巻き爪と併発することが多い症状で、爪の先端が伸びてきた時に指に刺さって炎症や痛みを引き起こす症状です。

対策方法としては深爪にならないようにし、指先から爪が少し出ている状態を保っておけばなることはないです。

伸ばしている最中であれば、爪の角に小さく丸めたコットンを詰めておき、爪が伸びるまでつま先が狭くない靴を履いていると緩和されていきます。

●ハーフムーン(爪半月)が小さい●

爪の水分量や栄養状態がよくないと小さくなったり、なくなったりします。

遺伝や加齢も原因で大きさには個人差があります。
ハーフムーンがないからといって特に問題はないです。

爪の大きさにも比例していて、爪の大きさも大きい親指にはハーフムーンがよく見えます。
ハンドクリームを塗るときなどに、爪にもシッカリ塗って水分を保つようにしてあげましょう。

●爪甲白斑(白い点)●

爪の間に空気が入ったり、外傷などが原因で出てくることがあります。
爪が伸びると位置も移動し自然と消えていきます。

●爪の表面が凸凹●

爪の表面が横に溝が入って凸凹になることがあります。

コレは甘皮を刺激しすぎたり、薬品や洗剤・ストレス体調不良で爪の成長にムラができることが原因です。
マニキュアを甘皮につけたり、爪の先に常に負担をかけている状態だと凸凹爪になりやすくなります。

凸凹爪の対処方法は、甘皮に刺激を与えない(マニキュアも甘皮に塗らない)、手あれ予防する。
そして、爪の根本をマッサージして爪が正常に生えるように機能を促進してあげることで凸凹爪を予防出来ます。

●ささくれ●

爪の周辺がひどく乾燥し白く皮が剥けたりひび割れたりすること。

水仕事や家事による指先が乾燥して皮膚が硬くなっていると起こりやすくなります。

ささくれのケア方法
ささくれになった部分は、引っ張ったりして無理に剥がさないこと。
爪切りやニッパーなどでささくれの部分を取り除いて引っかからないようにしましょう。

オイルやクリームで潤いをあたえながら、マッサージして皮膚を柔らかくしておくとケアしやすいです。

●深爪●

爪を切り過ぎることでなります。切りすぎると炎症を起こしてしまうこともあります。

指先に爪がないと指先が盛り上がってきてしまい、皮膚も角化していってしまいます。
そうなってしまうと、なかなか爪も伸びづらくなってしまうので注意が必要です。

深爪の場合、まず指先から爪が出るように伸ばすことです。

保湿・栄養を与えながら、マッサージをして爪が早く伸びるように促してあげましょう。
爪を噛む癖やいじる癖がある人は、完全に伸びきって癖がなくなるまで人工爪を活用するのも方法です。

●グリーンネイル●

ジェルネイルやスカルプチュアネイルが人気ですが、気軽にセルフネイルを楽しむ人も増えましたが、その一方でトラブルもあります。

自爪が変色してしまう「グリーンネイル」です。

グリーンカラーを施したネイルではなくて、そういう症状の名前です。その名の通り爪が緑色に変色します。

緑色爪(グリーンネイル)」とは、緑膿菌の感染によって黒緑色になってしまった爪のことです。

様々な要因が重なって発生する

自己流につけ爪の繰り返し装着、及び人工爪浮き上がりの放置が主な原因

緑膿菌が繁殖してしまった状態で、水分と細菌と空気が集まった時に発生

繁殖した緑膿菌は他人にもうつり、免疫力が低下している場合は二次感染を引き起こしてしまい危険

爪とジェルの間に緑膿菌が入るという軽症なタイプであれば、平均して2週間ほどのお休み。
爪と肉の間に緑膿菌が入った場合は完治には1年程度を要します。

その間、ずっとネイルができない…

爪が変色しているのを隠したい気持ちはわかりますが、患部が見えない状況を作ってしまうのはさらに危険です。
出典爪水虫・カビなどのトラブルを予防する!

グリーンネイルは皮膚科での治療が必要で、もちろん完治するまでネイルの施術はできません。

グリーンネイルにならないために

【1】浮かないようにすること
【2】水分をためないようにすること
【3】浮いたまま長く放置しないこと
【4】お店選びは重要
【5】ご自分でネイルを楽しんでいる方は、使うネイル道具にも気をつける

グリーンネイルかな?と思ったら…
適切な処置をしてもらうために、病院へ。

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