コットンスティックの作り方
コットンスティックとは、甘皮ケアやマニキュアでのカラーリングの際、細かい部分のネイルオフや修正などに使用するもので、ウッドスティックの先端にコットンを巻きつけて作ります。コットンスティックはジェルネイルをやる際は使用しませんが、マニキュアやケアをする時にはとても便利なアイテムです。コットンスティックを作る時に使用するコットンは、表面を加工していない裂けやすいタイプがおすすめです。
意外に難しいのがウッドスティックの作り方です。
ウッドスティックは使用目的に応じて2種類の作り方を覚えておくと便利です。
ポリッシュオフ、油分除去
通常、爪のサイドに残ったポリッシュをオフしたり、カラーリング前の油分除去をする時は、しっかりと爪にフィットするように綿棒のようにふっくらと厚みを持たせて巻いた方が良いです。
コットンを半分に裂いたら、中の毛羽立った繊維に沿ってウッドスティックをわたあめをまきつけるようにクルクルと巻き取って下さい。
一気に巻き付けると必要以上に大きくなってしまいます。
少し巻き付けたら一度ポリッシュリムーバーなどで濡らして固く締め、再度巻き付け、何度かに分けて大きく巻き付けると良いです。
はみだし修正、ネイルケア
カラーリングをした際のはみ出した箇所の修正や、ネイルケア時のプッシュアップでウッドスティックを使用したい場合、コットンは薄く少なく巻き付けることをおすすめします。
先述したようにコットンを半分に裂いたら繊維に対して直角にウッドスティックを当てると、少しの量だけからめとることができます。
あとはリムーバーで引き締めて調節をしましょう。
コットンスティックは手早く巻き付けることができるようなるまで、練習が必要です。
2種類の巻き方を練習してみましょう。
コットンボールの作り方
ネイルの検定試験動画などで、ポリッシュオフをする際にボール状のコットンにポリッシュリムーバーを含ませてオフをしている場合があります。
「コットンのボールがうまく作れない」とお悩みの方も多いです。
実は、コットンは必ずしもボール状態にしなくてもポリッシュオフできます。
コットンボールは、前項でご説明したようなカットコットンとは異なるタイプのコットンでなければ作れません。
正方形などの形になっていない「綿の固まりになっているタイプ」です。
(ドラッグストアなどで売られている消毒用のコットンです。)
こちらを小さくちぎってボール状に丸めるとコットンボールの完成です。
しかし、コットンボールはポリッシュオフの際、手のひらでボールを転がしながら新しい面に変えて使用する場合、手のひらが汚れてしまいます。
正方形のカットコットンを使用し、使った面をずらしたり、たたみながら使えば手を汚すことなくオフすることができます。