爪は、1週間にどれくらい伸びるのしょうか?
『爪を伸ばしたいんだけど、どれくらいで伸びるのだろう』とか、
『みんなは、爪をどれくらいの頻度で切っているの』
などなど、爪が伸びる早さって気になりますよね。
なんだか爪って不思議ですね。
今回は、このあたりも含めて、1週間で伸びる爪について紹介しますね。
この記事を読んで分かること
- 足と手の伸びるスピードの違いがある?
- 伸びやすい爪があったり、伸びにくい爪がある?
- 手と足の爪は、1週間にどれくらい伸びる?
- 夏と冬でも爪の伸びる早さが違う?
目次
1週間にどれくらい伸びる?爪が伸びる早さ
個人差はありますが、健康な成人では、爪は【1日に約0.1㎜】伸びます。
1週間(7日)×0.1=0.7ミリ
1ヶ月(30日)×0.1=30ミリ(3センチ)
案外、爪は伸びるんですね。
足の爪の伸びるスピードの違い
爪は1ヶ月に、手はおよそ3mm、足の爪は1.5ミリ伸びます。約1/2ですね。
確かに、足の爪を切るタイミングは手より少ないですもんね。
なぜ足の爪の伸びる早さが遅うのかですが、足は単純に心臓や腸からも遠くなるので血液の周りも違いますし、爪に栄養素が届きづらいからです。
また、手の指は神経がたくさん通じていて脳からの刺激を受け、手の方が指先をよく使って刺激を受けるからです。
足の爪は手の爪に比べかなり遅く、二分の一から三分の一程度です。
靴などの外的要因があくまでも2次3次に何等かの影響を及ぼしている可能性はあるかもしれませんが、直接的要因ではありません。
爪が伸びる早さは個人差が大きい
爪の伸びるスピードが遅いのかな?と悩む必要はありません。
「苦髪楽爪(くがみ らくづめ)」って知っていますか?
苦労の多い時には、髪の毛がよく伸び、楽をしている時には、爪がよく伸びる、というという四字熟語があるんですよ。
同じ人でも体調によって、伸びる早さが違います。
爪の伸びる速さは人によってかなりの差があります。
早い人では一週間に1.2ミリでなので週に2回も爪を切る人がいます。
爪が伸びるのが早い人は、爪を切る回数が多くて大変でしょうし、ジェルネイルをしてもすぐ浮いたよう見えるので、いいことばっかりじゃないんですね。
爪が伸びるのが遅くても、気にしないで下さいね。逆に、早く伸びる人は同じように悩んでいますよ。
パソコンやスマホで作業していて、キーボードにカチカチ爪が当たるのが気になるっていう人はマメに切りますもんね。
右利きの人は右が早く伸びる
手の爪でも右利きの人は、右手の爪が左に比べてやや早く伸びます。
爪の材料も血液によって運ばれることを考えれば、血のめぐりのいいところ(=利き手の真ん中あたりの指)ほど伸びやすいというのも理解できますね。
後は私生活の問題もあると思います。日常で刺激を与えやすい手が左右で違ってくると、目に見える成長をするのかもしれません。
中指が一番伸びやすい
指のうちでは中の三本の指の爪が最もよく伸び、親指がそれに次、小指の爪の伸びが一番遅いのです。
指によっても伸び方には差があって、特に足の小指は普段から圧迫されがちなこともあり、いちばん伸びが遅いようです。
老化すると爪が伸びにくい?
年齢によっても、伸びる早さにかなりの違いがあります。
20歳位までが伸びがよく体の成長と関連しています。50歳を過ぎる頃には幼児の爪の伸びに劣るようになります。大人より子供の方が速く伸びます。
若いほど爪の成長も良く、年配になると代謝も低下してきますので、当然爪の成長も若い方に比べ遅くなりますが、代謝が悪く生まれ変わりが遅くなるので、爪の厚みは年齢とともに増してきます。
お年寄りの方に爪が分厚い方が多いのもそのせいです。
また子どものときの方が伸びは早いです。(赤ちゃんの爪は新米お母さんにとって脅威だそうです。薄いので怪我をしやすいし、切るのは怖いし、それでいてあっという間に伸びてしまう…)
季節によって、伸び方に違いがある
季節によっても伸び方に違いがあって、ちなみに冬より夏な方が爪が伸びるのが早いんですよ。時期的には5~8月です。
爪は皮膚の付属器官ですので、爪が伸びる速度は体の代謝も関係します。
夏は暖かく身体の代謝が良くなります。冬場は寒く体の代謝が夏場よりも低下しますので、爪の伸びは夏場よりは遅くなるんですよ。
冬に太りやすくなるのと同じですね。爪だけではなくて、髪の毛も冬よりも早く伸びます。
暖かい季節は血行がよくなって髪に栄養がいきやすく、加えて湿度が高いので、冬場は空気が乾燥しているので、爪も乾燥しているので、爪が伸びにくいです。
爪と髪は似ている?
大人になると見て分かる身長などの成長は止まりますが、爪や髪の毛・その他のまつげなどの体毛?は伸びますよね。
爪が伸びるのが早い・遅い人がいるように髪の毛も伸びるスピードも個人差があります。
季節によって、伸び方に違いがあるも同様です。
皮膚も筋肉も骨も内臓も、体は古い組織を破壊し、新しい組織へ作り変えています。髪が伸びるのも爪が伸びるのも、新陳代謝によるものです。
新陳代謝に最も大事な栄養素は、タンパク質です。
タンパク質が不足すると、肌や爪や髪が荒れてきます。
爪と髪は作られる成分が似ているので、髪が伸びるのが早い人は爪も伸びるのが早いかもしれませんね。
爪が生え変わる期間
爪が薄い人や縦筋・横筋ができてしまった爪は残念ながら治りません・・・
爪は根元から新しい爪ができます。なので、生え変わるのを待ちましょう。
では、指の爪1枚分が綺麗に生え変わるまでにどれくらいの期間が必要になるのでしょうか?
爪の大きさと伸びるスピードによって個人差はありますが、手の爪は平均半年といわれています。
(1ヶ月3mm程度)×6=爪の長さ(1.8センチ)という計算ですね。
また、親指は大きいのでもっとかかりますし、足の爪は約半分なので、1年かかります。
けっこう長丁場ですね・・
そのまま今まで通り伸ばしても爪が薄い人や縦筋・横筋は改善しません。
爪を早く伸ばす方法はある?
爪が伸びるのに【必要なもの】それは何か知っていますか?
- 代謝
- 体温
- 食生活(必須栄養素の摂取)
- 血行
この4つがバランス良く揃って、爪を早く伸ばすことができます。
たんぱく質を取ろう
爪は、たんぱく質なので、栄養をしっかりとってあげると爪は早くキレイに成長してくれます。
代謝が良いと爪が伸びるのが早い
手同士、足同士の比較でも、夏と冬では同じ人間の手と足の爪の伸びる速度が違うのは、季節の寒暖が体温・代謝・血行などに影響するからでしたね。
また、体調によっても爪の伸びる早さが変わるのは、同じことです。
代謝を良くして、爪を早く伸ばせるようにしましょう。
爪は刺激を与えると早く伸びる
手の爪が伸びるのが早いのと同じように、爪は刺激を与えると早く伸びます。
強すぎる刺激よりかは、程よい刺激の方がより効果は大きいです。
また、保湿が大事なので、爪の生え際(ネイルマトリクス に、キューティクルオイルをマメに塗ってマッサージしてあげると健康的な爪が生えてきますよ。
爪が薄い人は爪を伸ばしにくい
爪が薄いと爪が割れ易く、思うようにキレイでまっすぐな爪を伸ばしにくいですよね。
爪を補強して折れない爪にしながら爪を長くする方法もあります。
「ジェルネイルのしすぎで爪が薄くなってしまった」「乾燥などが原因で、爪が弱く、割れやすくなってしまった」など、爪の悩みを抱えている方は検討してみて下さい。
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ネイルサロンで爪のケアをして貰う
爪が薄くて弱い方や爪のケアをして丈夫で綺麗な爪を伸ばしたい方は、プロのネイリストにハンドケアやフットのケアをして貰いましょう。
ネイルサロンの中でもケア専門店があるので、そちらを利用してネイリストさんに相談してみるのも良いと思います。
まとめ
爪は1週間で0.7ミリ伸びるということが分かりましたね。
足と手の伸びるスピードや季節により伸びる早さが違うなんて驚きです。
また、早く伸ばすには、爪に良い栄養をとり、保湿しながらマッサージすれば良いことが分かりました。
私って伸びるの遅くておかしいのかな?と感じた方は、普段の生活に気をつけてみましょう。